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S.Wさん

デイサービスクローバー・キャスト

CLOVERに23卒として入社。イベントの企画や新卒社員の教育など、さまざまな経験を重ねる中で、「自分にしかできないことは何か」を考えるようになっていきました。現在は週4日CLOVERで働きながら、幼少期から続けてきたダンスの講師としても活動。さらに、地域のまちづくり活動にも参画しています。一見すると、本業とは別の活動に見えるかもしれませんでもS.Wさんにとって、ダンスも地域活動も、CLOVERでの仕事とつながっています。

「自分にしかできない価値を、探し続けたい。」

 

■入社当時の目標は「最速の管理者」

就職活動をしていた頃、S.WさんがCLOVERで思い描いていたのは、若いうちから役職に挑戦するキャリアでした。

「何事も1番になるのが好きだったんです。社長から『できる』と言ってもらえたこともあって、本気で1年で管理者を目指していました」

当時は、管理者が具体的に何をする仕事なのか、まだ詳しくは知りませんでした。

それでも、人をまとめたり、リーダーとして動いたりすることが好きだったことから、若いうちから挑戦できる環境に魅力を感じていました。

当時のS.Wさんにとって、「仕事で成果を出す」とは、周囲から認められること。

「自分が頑張ったと思えること」ではなく、「周りから認められること」が仕事の評価だと思っていました。



■「自分が成果を出す」から「組織をつくる」へ

入社1年目から、事業所のイベント企画を任されるようになりました。

イベントを企画し、ゲストと関わる中で、少しずつ「こんなことをやってみたい」というアイデアが増えていきました。

そして1年目の終わり、管理者が変わったタイミングで、改めて事業所のコンセプトについて話を聞きます。

そこで考えるようになったのが、

「地域とCLOVERをつなげるために、自分には何ができるだろう?」

ということ。

仲間と目標を共有し、チームの目標が自分の目標となったとき、「自分もこのチームの一員だ」と強く意識するようになりました。

2年目には、事業所目標をきっかけに、数字についても考えるようになります。

実績が低いときには、同期のキャストとイベントを企画して集客する。

ただ振り返るだけではなく、

「これからどうすれば目標に近づけるか」

を考えるようになりました。

■「やる」と「教える」は、全然違った

2年目には、新卒社員の教育担当も経験しました。

教員免許を持っていたこともあり、教育には自信があったというS.Wさん。

ところが、実際に年齢の近い社会人を教えてみると、思っていた以上に難しさがありました。

「最初は『なんでこう思ったんだろう?』と驚くこともありました」

そこで気づいたのは、

相手は自分とは違う人間だからこそ、まず相手を理解しなければならない

ということ。

この経験は、現在のダンス指導や介護の仕事にもつながっています。


■「管理者になる」だけが、自分のキャリアではない

1年目の頃は、管理者とは「マネジメントをする人」だと思っていました。

数字の管理。
社員教育。
環境の整備。

もちろん、それも管理者の仕事です。

でも、経験を重ねる中で、S.Wさんの中に別の思いが生まれていきます。

「ゲストと一緒にこんなことをやってみたい、ということがどんどん出てきたんです。それは管理者にならないと出来ないことなのかな、と」

管理者になれば、ゲストと直接関わる時間が減るかもしれない。

それなら、

「1メンバーとして、自分のやりたいことをやりながら組織をつくっていきたい」

そう考えるようになりました。

今でも管理者になりたい気持ちはあります。

でも、それ以上に、チャレンジしたいことがある。今の自分だからできることがある。


■週5から週4勤務へ。「どちらも諦めたくない」

S.Wさんが週4勤務を始めたのは、2025年10月頃。

きっかけは、ダンスの活動が忙しくなったことでした。

2年目から続けていたダンススクールでの指導に加え、3年目にはさらに高校の外部顧問としての指導も始まり、子どもたちの引率なども増えていきました。

次第に休みがほとんどなくなり、CLOVERでの仕事にも影響を感じるようになります。

「思考が遅くなったり、パッと動けなかったりして、自分でも納得できなくなってきました」

どちらかを辞めることも考えました。

でも、本当の気持ちは、

「どっちも辞めたくない」

でした。

そこで考えたのが、週4という働き方。

「相談するときは多少の緊張もありました。どう思われるかなと…」

正直な気持ちを管理者に相談しました。

返ってきたのは、

「週4勤務でも活躍できる。信頼している」

という言葉でした。

その言葉を受けて、

「それなら、自分が納得できる形でもう一度チャレンジしたい」

と思うようになりました。


■限られた時間だからこそ、「自分にしかできないこと」を考える

週4勤務になってから、S.Wさんの仕事への向き合い方にも変化がありました。

勤務日数を調整してもらっている分、

「それ以上のものをCLOVERに還元したい」

と思うようになったのです。

限られた時間をどう使うか。

自分にしかできないことは何か。

以前よりも、自分の得意や強みを意識して仕事をするようになりました。


■ダンスで学んだ「相手に合わせて伝える」ということ

9歳から続けているダンス。

現在は高校生の部活動の外部コーチを務めるほか、幼稚園生・小学生・中高生への指導も行っています。

ダンスを教えるようになって、意識するようになったのが、

「相手に合わせて伝えること」。

同じことを伝えるとしても、子どもによって伝わり方は違います。

保護者が求めていることも違います。

また、たくさんのダンススクールがある中で、

「自分のスクールを選んでもらうには、何を伝えればいいんだろう?」

と考えるようになりました。

その経験が、CLOVERでの仕事にもつながっています。

「介護施設もたくさんある中で、選んでもらうには何が必要なのかを以前より考えるようになりました」

ダンスで得た経験を、介護の現場でも活かす。

介護で得た経験を、ダンスにも活かす。

両方を本気でやっているからこそ、自分にしか生めない価値があるはず。

それがS.Wさんの考えです。


Screenshot

■地域活動を通して、「街から見たCLOVER」を知る

S.Wさんは現在、地域のまちづくり活動にも参加しています。

きっかけは、

「街に車いすの人って、たくさんいるはずなのに、商店街ではあまり見ないよね?」

という素朴な疑問でした。

ケアマネジャーから声をかけられ、会議を重ねる中で、

「どうすれば車いすの方も街に出やすくなるのか」

を考えるようになりました。

車いすを利用される方へのインタビューや商店街の店舗への働きかけ、車いすの方も入りやすい店舗の認定など、活動は少しずつ広がっています。

そこで地域の人たちと関わることで、

「CLOVERは、街の人からどう見られているんだろう?」

という視点も持つようになりました。

外からCLOVERを見ることで、これまでとは違った角度から自分たちの仕事を考えられるようになったそうです。

■「介護士を、人気職にしたい」

S.Wさんには、もう一つ大切にしている思いがあります。

介護士を、人気職にしたい。

幼い頃から、介護の仕事に興味を持っていたS.Wさん。アルバイトなどを通してさまざまな介護の現場を見る中で、「自分が思い描いていた介護とは、少し違うかもしれない」と感じる経験もありました。

だからこそ、CLOVERの

「介護ではなく、サービスを提供している」

という考え方に惹かれました。

ゲストを一人の人として尊重し、その人らしい時間や役割を大切にする。多世代との交流など、従来の「施設」というイメージにとらわれない取り組みにも、自分がやりたいと思っていたこととの重なりを感じたそうです。

「CLOVERだったら、自信を持って人に勧められる」

そう話すS.Wさんが大切にしているのは、自分自身が誇りを持って働けること。

ダンススクールの生徒から「誇りを持って仕事をしている先生が格好いい」と言われた経験も、今の思いにつながっています。

「介護士って格好いい仕事だよね」と思ってもらえる人になりたい。

そんな思いを持って、今日も介護の仕事と向き合っています。


■「あのときの選択は、間違ってなかった」

就職活動をしていた頃、S.Wさんには複数の内定がありました。

やりたいこともたくさんあって、不安もありました。

だから、当時の自分に今伝えるなら、

「あのときの判断は間違ってなかったよ」

と伝えたい。

今、自分のやりたかったことができている。

そして、やりたいことはむしろ増えています。


■替えのきかない人間でありたい

根本にあるものは、入社した頃から変わっていません。

ただ、そこへ向かう方法は変わりました。

責任感や自発性は、年々強くなったと感じています。

そして今、S.Wさんが大切にしているのは、

「自分にしかできないこと」

「自分にしか生み出せない価値」

を探し続けること。

仕事も、ダンスも、地域活動も。

それぞれの場所で得た経験をつなげながら、自分だからこそ生み出せる価値を探しています。

「替えのきかない人間でありたい」

そう語るS.Wさんのキャリアは、これからも形を変えながら続いていきます。