研修を受けて、自己研鑽!!

新年あけましておめでとうございます。

今年もクローバーキッズ麻布十番を

よろしくお願いいたします。

今回は昨年行った研修の報告をさせて

いただきます。

まずは11月24日の発達療育実践研究会

「特別支援の端っこから」学習支援への道 その先へ

というタイトルで、中川敦先生による発

達障害のあるお子さんの学習支援につい

ての講義でした。発達障害のあるお子さ

んが躓きやすいポイントと対応方法を具

体的に教えて頂きました。

自分たちが支援者でなくなることを目指

した長期的なビジョンに立った支援が大

切であると学びました。

後半は学習に不可欠な視覚発達のお話と

なり、ビジョントレーニング体験なども

行いました。教材も色々ご紹介して頂き

ました。

次は12月8日に参加した、第14回視覚発達支援講習会「書字の弱さを持つ子どもへのアプローチ」です。

この講習会は中川敦先生が、研修の中

で、この講習会のお話をされていたのを

聞いて参加を申し込みました。

中川先生も参加されていました。

視覚発達の側面から、発達障害のお子さ

んを支援している、視覚発達支援センタ

ーが主催されています。

子どもの視覚発達というと、弱視や斜視

を扱う眼科はありますが、発達障害を持

つお子さんの中には、視力に問題がなく

ても、字が読めない、書き写すことが苦

手なお子さんはいます。

実は、視覚認知機能は視力だけでなく、

より多くの機能が絡み合って成り立って

います。

一般的な視力検査で測れる機能は、ピン

トの調整機能で、もちろんこれも重要な

機能です。が、他にも注視(注目す

る力)、眼球運動(素早く視線を動かせ

る)、両眼視(両眼で物を見る力)など

物がちゃんと見えるためには、様々な視

機能が総合的に働いています。さらに

視知覚、認知機能といった目で捉えた画

像を処理して認識する脳の機能、さらに

見た物に対して行動するために必要な目

と手足の協応など多くの機能を動員して

います。

内容が膨大なので、少しずつ紹介して

いきたいと思います。

研修の成果を日々の支援に生かしていく

ことが、大切になります。

これからもよろしくお願いいたします。

児童発達支援管理責任者 高橋