子ども達が帰った後の教室で、
普段、子ども達が遊んでいるボードゲームの理解を深めようと、
スタッフ数名で室内ボードゲーム研修会を実施しました。
本日、研修したゲームは、次の3つ
・フラッシュ8(エイト)
・ハゲタカのえじき
・すみっこぐらし みんなでわくわくテントづくり
まず、はじめに研修したのは「フラッシュ8」
簡単に内容を説明すると、
カードに書かれた配置と同じようにチップを指で動かしていく、
昔懐かしのスライドパズルで、男女問わずパズル好きの子どもに人気です!
次に遊んだのは「ハゲタカのえじき」
簡単に内容を説明すると、
数字の大きさ比べでポイントを勝ち取るじゃんけん(?)ゲームです。
比較的、中~高学年の「相手の考えを読み合う」ゲームが好きな子ども達に人気が高く、
むしろ、大人であるスタッフと遊びたい!と言ってくる子が多いです。
最後に遊んだのは「すみっこぐらし みんなでわくわくテントづくり」
見た目がとても可愛いこともあり、低学年の子(特に女子)に人気があります!
簡単に内容を説明すると、
隣合うカードの数字を足した/引いた数のカードを上に積み上げていき
みんなで大きなテントを作ろう!という協力ゲームです。
(実は、本来のルールだと通っている子ども達に合わない部分があったため、
そこは泣く泣くクローバーキッズ学芸大学用にルールを変更して遊んでいます…)
というわけで、
本日3つのゲームを楽しく遊んだ…研修したわけですが、
遊んでいる最中にもスタッフ間で
「このゲームだと、計画性と手先の巧緻性が養われるね」
「次に相手が何のカードを出すかが重要で、相手の性格とか心情とかをより考えるようになるね」
「楽しく遊びながら、足し算と引き算の計算の練習になるのはいいね」などなど
療育的な意味や価値も再確認する貴重な時間となりました。
ただ、もちろんボードゲームの種類によっては
好き・嫌いや得意・不得意があって、
それをやりたくないという子には無理に勧めてはいませんし、
療育的な意味や価値を子ども達に伝えて遊んでいるわけでもありません。
そこにゲームがあって楽しそうだから
あの子と遊びたいから
前に他の子と遊んで楽しかったから
そんな☘子どもらしいモチベーション☘で、これからもどんどん楽しく遊んでいって欲しいと思っています。
療育者であるスタッフは、
意味や価値のある良質なゲームを見つけ、子どもに紹介するだけで、
その先は子ども達の自主性に任せています。
事実、気付いたら子ども達だけで
ボードゲームを楽しく遊んでいる。
そんな景色がクローバーキッズ学芸大学には溢れています☘
今後も室内ボードゲーム研修会を継続していきたいと思っていますので、
その際には、またブログでご報告いたします!
(完成したテントの図↑)