【運動プログラム】「体幹トレーニングをしました!」

こんにちは。

アフタースクールクローバーキッズ学芸大学です。

今回は、クローバーキッズで行なっているプログラムの1部をご紹介します。

今回は運動プログラムの「体幹トレーニング」の話をご紹介します。

体幹トレーニングでは、足を開いたり、カエルのようにジャンプしてみたり、体を動かす機会を作りました。

実践障害児教育2019 年4 月号付録に掲載されていた「体幹トレーニング」を元に子ども達と一緒に身体を動かしました。

参考:「10分間体幹トレーニング」表(2019年4月号付録)

子ども達も「あ、滑り台だー」と言いながらスタッフの足の上を滑ったり、飛行機のポーズをしながら上手にバランスを取っていたり、子ども達一人ひとりの頑張っている姿がたくさん見られました。

今回このプログラムで療育的視点で意識した点は2つあります。

1つは身体を楽しく動かすことで体幹を鍛えていくことです。

体幹を鍛えていくことで、椅子にしっかり座れずにぐにゃーとなってしまう子どもが、体を崩れることなく座ることができるようになります。

例えば、椅子にしっかり座ることが苦手だと、普段授業を聞く際に、椅子に座っている時も、「授業に集中する」方ではなく、「椅子に座っていること」にエネルギーを持って行かれてしまいます。つまり、椅子に座るだけで疲れてしまうので、授業に集中できずにぼーっとしてしまう子もいるかもしれません。

そのため、体幹を鍛えていくことで子ども達の集中力が増す可能性があります。

2つめは、子ども達が身体を動かし、気持ちをリフレッシュすることです。

体幹トレーニングをする際、体を思いっきり動かすことがあります。子ども達がスタッフと共に体幹トレーニングなどの体操をすることで、体を思いっきり動かすことが出来るので、リフレッシュ出来たり、夜眠りやすくなり、生活リズムが改善する可能性があります。

また体幹トレーニングでは、相手との競争がない為、「勝った・負けた」などで喧嘩になったり、自尊心が損なわれる可能性も低いです。

楽しく、体を動かし、出来たときはスタッフと共に喜ぶことで、「達成感」も得られる可能性があります。

実際に子ども達も、スタッフにじゃれつく場面もありますが笑顔がたくさん見られました。

例えば、「滑り台」のポーズをする際、お手本でスタッフが滑り台をすると、スタッフが作った滑り台の上を滑る子もいました。いつもは物静かな子も滑り台を滑りステキな笑顔を見せてくれ、私たちスタッフもとても嬉しかったです。

アフタースクールクローバーキッズ学芸大学前では、子ども達の「できた」という気持ちを大切にこれからも、普段の活動や遊びの中で子ども達の自己肯定感を育んでいけたらと思っています。