新年初プログラム!伝統遊びお手玉をしてみました!

こんにちは。クローバーキッズ学芸大学です。

 

2021年になりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

今年は1月で新年になったばかりということもあり、伝承遊びを行っています。

掛け軸を作ったり、お手玉をしたり、おはじきを療育プログラムに組み込んでいます。

 

今回は療育プログラムの1つである「お手玉」について、クローバーキッズの現場ではどんな様子だったかお伝えしていきます。

 

クローバーキッズでは、この日は、1人1個ずつお手玉を渡して、お手玉を投げてみたり、お手玉を投げて頭の上にのるかやってみたり、身体を動かしながら、お手玉で遊んでみました!

 

子ども達もスタッフのお手本をよく見て、お手玉を投げていましたよー!

 

続いて、子ども同士でお手玉をキャッチボールします。

お手玉をペアになった子の方を向いて、お互い子ども達は、お手玉を投げます。

続いて、ペアの子どもに投げてもらったお手玉をキャッチします。

お手玉を相手が取りやすい高さに調整して投げたり、ペアの相手の目線に合わせて、キャッチしやすいようにお手玉を投げます。

飛んできたお手玉をタイミングよくキャッチします。

 

相手のタイミングに合わせて投げるので、とっても難しいですが、相手とのタイミングを合わせながら投げてみると、子ども達も上手に、お手玉を投げてキャッチしてというラリーが続くチームもありましたよ!

 

今回のプログラムの療育的意図は3つあります。

 

1つは、手指を使う経験、手首の力のコントロールする経験ができることが考えられます。

指や手の平にお手玉を「のせて」、「投げて」、「キャッチして」を繰り返します。お手玉遊びの中でこれらの動作を入れていくことで、手首の力をコントロールしたり、手指を使う経験が積めます。

 

2つめは、物を目で追う追視力を養うことです。

お手玉が落ちてくる様子を見たり、ペアの相手が投げるお手玉を見て、お手玉をキャッチします。目標物(お手玉)目で追うことで、目の追視力を養うことが出来ます。

 

3つめは、相手に合わせる、相手をよく見るという経験を積むことです。

相手のタイミングに合わせてお手玉を投げ、飛んできてたお手玉を取る。お手玉のプログラムは相手にお手玉を渡す力のコントロールや、相手の目を見て、投げるタイミングを合わせるなど、単なるお手玉遊びですが、相手をよく見る、相手に合わせるという経験が積めるのです。

 

最後に素敵なショットもとることが出来ました。

この日のプログラムに参加した子2人は、教室でなく、プレイルームでキャッチボールをしていましたが、うまく力のコントロールができず、相手にお手玉をぶつけてしまい、2人とも「あ、お手玉あてちゃった…。」という顔をしていました。

 

スタッフが声掛けをすることで、パイプにお手玉を上手にのせる遊びに発展し、最後はスタッフと子ども2人で力を合わせてパイプにお手玉をのせることが出来ました!

子ども2人とも笑顔で「やったー!」1人は「これ写真撮って」とお願いするほどでした

 

お手玉の力のコントロールが苦手な子どものために、子ども同士の距離の間隔を取ったり、子ども達が参加できそうな活動で参加できるように、スタッフ一人ひとりが工夫して子ども達がお手玉遊びに親しめるようにサポートしました。

 

アフタースクールクローバーキッズ学芸大学前では、子ども達の「できた」という気持ちを大切にこれからも、普段の活動や遊びの中で子ども達の自己肯定感を育んでいけたらと思っています。