「こうじょう」と「こうば」の違い わかります?

今朝のイーゼル

再掲です。

エアズーム旋風から

もう1年経過‥はやい。

一夜明け、東京。

ぱっと見は昨日と変わりません。

そんな今日は、そう、

アレの日ですね。

タコ

じゃなくて

ナメコ

‥でもなくって

ネコ

でもない。

まあ、ネコの日は

毎日でも

いっか。

何の日かは、

また別の機会として。

今朝、車内で

こんな話を聞きました。

「‥あの頃は大変だったわ!

あたしたちなんてほら、大正の生まれでしょ?

平成の3年くらいから、こういうとこに

お世話になってますけどね。

ほんと、良い目にあわせてもらってると思います」

いろんなことがありました、でも

なんだかんだで良い時代になりました‥的な

会話だったみたい。

気になったのはその次。

「あの頃は本当によく働いたもんよ。いまの人たちみたいに青春なんてなかったの。ほんとにねえ」

‥青春にも色々あるけどね。

「ちょうど、ガラス職人さんがいる“こうじょう”に

詰めてだんだけどね。

あ、違うわね、あれは“こうば”ね。

工場なんてもんじゃないわ。

んもうあつくてねぇ‥ガラスひっかぶっちゃうのよ

気をつけてないと」

こうじょうと

こうばって

字は、同じですよね。工場。

でも、ゲストの会話をきいてて

「あ、このひとにとって

こうじょうってのは、こんな(ビッグな)感じで

こうばってのは、こんな(ベンチャー的な)感じなんだろうな」

特に違和感なく

聞いている自分に

気付きました。

おわかりいただけます?

文字にして

音にして。

それだけのことなら、誰でも

なんでも書けちゃうし

言えちゃうものかもしれません。

わりと。

でも

こういう、字面の裏の

「その人の言葉の、意味するところ」

感じ取るには

やっぱり、ここにいないと。

かな?

あのN