「ここらへんまでが、私の庭でございます(笑)なんて言っちゃって。子供はね、学校があったからもう少し先まで知ってるわ。あの時も‥あら、また私だけ話しちゃったわね。でも、そういう思い出って忘れないものよ」まるで昨日のことのように、在りし日を教えてくれます。「あなたのお母さんもそうよ。子供とのことは忘れないものよ」
そんなもんですかねえ。「そうよ、絶対そう。口では何と言っていてもね、後で絶対、思い出したくなるものよ。もしかしたら、その日が来た時に思い出すのが、それかもよ?」
‥その日?
話に出てきた「その日」が
何の日なのか。ほんとはすぐに気づきましたが、とぼけてしまいました。
こういう仕事に就いていて、ううん、こういう仕事に就いてるからこそ。考えてないことって、あるかもね。
「いつまでもいると思うな」ってことですかね。
「まあ、そこまでは言わないわ。でも私は、あなたが今していることはとても良いと思うわ。そういうあなたを、下の子達も見てますからね。そうやってつながっていくのよ」
‥そっかあ〜。下の子達、かあ〜。
夢が「枯野」をかけ回るまでにやんなきゃいけないこと、たくさんありますね(笑)。心しないと。
ほんと、「お世話」だなんてとんでもない。教わることの、きりのないこと。
ところでそういえば。クローバーグループ、子供の話はみんな喜んでするけど
親の話は‥。「わざわざそんな話、しない」って感じでもないんですよね。買ってもらった、子供預けた、なんて話は良くしてるし‥。
「そうやってつながっていくのよ」か。
あのN