教わってるのはこっちです

今朝のイーゼル再掲です。 「もうすぐ、しじゅうろうですが」‥これは「椿三十郎」ですね。私、踏み台のシーンが好き(笑)。

「アスキーアート懐かしいよね」

って言ってたら、キャストが描いてくれました。

「さっさっさーって描いちゃうのね。でも、何の絵?」

ゲストも目を見張ってたけど、さて

なんと説明したものか‥。

まあ、感じるがままに

言って良し?

「おぉ‥すごいですね。そんなすぐ描けるもんなんですか。

で、何の絵ですか」

「えっ‥知りませんか‥」

‥あれれ、このキャスト2人、同い年なんだけどな。

そんなもんか。

「あなたちょっとここ。ここ読みなさい」

ん?

「あ、ちょっと待ってね、どこだったかしら‥しるしつけといた」

「これだ!ここ読みなさい。

いつもなに勉強してるか知らないけど、あたしも勉強してるのよ。たまには教えさせてちょうだい。

毎日、読み返して、ああなるほどな、って感じるの。

この本にも『現実は厳しい』って書いてあるけど、だからこそ、って書いてあるわ。

‥勉強、っていうのとはちょっと違うかしらね、でもいつも読み返してるのよ」

いや

それこそが「勉強」だと思いますよ。

私は‥ね。

年上にも年下にも

教わってる毎日です。

今の、目の前のことは

若き日の放蕩の報い。

‥なんて、この方々を見ていたら

単なるナルシズムですね(笑)。

この東京で生まれ、この東京で育ち。

大正、昭和、平成、令和。

生き抜いてきて、なおこの姿勢。

だからこそ

勉強になります。

そうだ、きっとあの頃は

そういう人がいなかったから、私も‥

「言い訳しないのよ!」

はい。

あのN