なんと説明したものか

今朝のイーゼル再掲です。 翻せば、今も昔も「博士」はブランドってことですかね。

‥ん?

「それ。いつも写真見せてくれるけど、あれはみんな、その中に入ってるんですか?」

心底不思議そう。

さて困ったぞ‥うまく説明できるかな(笑)

「ええとですね。

これ、

そこ、水が入ってるんですよ。

「えっ、水が!?」

そ。でね、水って形がないでしょう?

「うんうん」

ちょっと特殊な水でして。

この板の中に、電池も入ってて。

「ええっ!ずいぶん薄い電池なのね」

科学の勝利です。

で、電気が流れるでしょ。そうすると、

水の色とか明るさとかが変わるわけ。

「なんとまあ‥」

こないだご馳走になったあれも、ほら。

「あらー!ねー、こんな綺麗に映るんだものねえ。何枚まで入るのかと思って」

一枚なのよ。水だから「一枚」ってのもおかしいけど。言うなれば、その一枚に毎回、電気で絵を描いてるのよ。

「‥んなるほどっ!」

「へえー、これが電気でねえ」

よぉーく見ると、こまかぁーい粒子が見えるのよ。

その粒子の一つ一つが、電気で染まって‥

‥てな感じで。

説明の正確性はおいといて(笑)

納得は、してもらえたみたいです。

「だからそうじゃない」

ん?

「そうね、水が入ってるんだもの。

重いわけだわよ」

‥なるほど。

教えたと

そんなつもりで、案外と

知らされるのは

こちらだったり。

あのN