ケアトレーニングの研修会に参加してきました。

今日は室内は蒸し暑くなって来ていますね。

 

明日は最高気温25℃以上になるみたいです。

 

先日夜勤明けの時間を活用して、体調ケアトレーニングの講習会に

 

参加して来ました。

 

 

この講習会は、高齢者のリハビリに長年携わって来た理学療法士の先生が

 

高齢になっても健康に過ごす為には、40〜50才くらいから体のケアを

 

意識した方が良いと考えて企画したそうです。

 

私は自分のケアとゲストの皆様に還元できる要素もあると考えたので参加しました。

 

この講習の一番のポイントは、衰えやすい場所として肩甲骨周り、腰、膝を取り上げて

 

その周辺のインナーマッスルをケアすることで、健康寿命を保てるということだそうです。

 

肩甲骨周りは菱形筋と前鋸筋。腰は腸腰筋、腹横筋、多裂筋。膝は内転筋、

 

内側のハムストリングがポイントとなるインナーマッスルということで

 

それぞれのトレーニング方法も教えていただきました。

 

全部をご紹介したいのですが、高齢者の皆様でも簡単に取り組める体操として、

 

菱形筋と前鋸筋のトレーニングを説明させていただきます。

 

菱形筋は肩甲骨と背骨の間に存在するインナーマッスルで肩甲骨の位置をキープ

 

する働きがあります。この筋肉が弱まると猫背になりやすくなります。

 

トレーニング方法は両腕を手のひらを上にして軽く開き、そのまま後方に引きます。

 

腕が後ろで動く位置まで引いたら今度は両腕を後ろで引き寄せます。この時両肩が一緒に

 

後方に引き寄せられていることがポイントです。この姿勢を10秒間キープして1セット。

 

これを3セットほど行います。

 

前鋸筋は肩甲骨の下側付近の肋骨の脇に位置している、インナーマッスルで、

 

腕を前に伸ばしたり、肩を回転させる際に動作する筋肉で、呼吸筋としても

 

活躍するそうです。

 

前鋸筋のトレーニングは、手の甲同士をつけながら、両腕を前方にひたすら伸ばして

 

いくという方法で、この時前鋸筋の辺り(肋骨の脇)が伸びるように意識しながら

 

腕を伸ばして行くことがコツだそうです。これも10秒間キープして3セットが目安です。

 

この2つのトレーニングは早速体操に取り入れました。

 

特に前鋸筋の体操は「気持ちいいわ‼️」と好評でした。

 

これからも効果的で楽しく行える体操を行う為に、日々精進です。

高橋