「へえ、あのNさんはウルトラマンも観るんだ」
そうです。
最近映画もやっててね、すごい人気なんですよ。
「私も観たなあ‥懐かしい」
どの怪獣が好きだった?
「怪獣!?えーと」
「私はね、あれ(手ではさみを作りながら)バンダム星人だっけ?」
ジャン・クロード‥じゃなくて、バルタンね。
いくら彼でも、40メーター級相手は
荷が重い。(サイコ)ガンダムくらいじゃないと。
「そうそうバルタン!いいねぇー、でもこないだ一緒に見たあれも良かったね」
あー
ラージャンね。
「そうそうラージャン」
「角が、水牛みたいだったよね。ラージャン」
ほんと、表現力が豊かで参考になります。
‥なんてことは、ここにいると
多々ありまして。渋谷だからね。でもたとえば、ウルトラマンて
もう「半世紀前」なんですよ。初出が。
いろんな事情が重なって、合わさって。
今の日本では、たくさんの世代が
共有できるものも増えました。
逆に言うと「共生」も要注意。
「年配の方」概念も、一瞬で
「‥それ、いつの時代の人の?」なりかねないから。
じゃ、どうする?
気をつけないと?ううん
自然にしてればいいと思う。
自然にしててほしいから。
ただし、耳目を閉ざさずにね。
少なくとも、この街はそう言ってる気がする。
‥てなわけで、次はこれを
広尾文庫に置きます。
来るよ、この夏
「‥とがりすきじゃないですか?あのNさんしか読まないやつも結構多」
何を言う!フランスで、ジロータニグチといえば‥
(夢枕先生の原作もおススメです)。
あのN